健康診断
健康診断について
通常、会社に勤めている社員または労働時間の規定によりパート、アルバイト職の方も対象に、労働者は毎年会社の負担にて健康診断を受ける必要があります。
職員の労働条件(夜勤者など)により、年2回の健康診断を受ける必要もあります。
今はまだ一般的には余談かも知れませんが、年に2回目の健康診断というものは、通常の健康診断に比べ簡易なものが多く、一般の健康診断とは国の規定に沿った内容の
・胸部レントゲン
・安静時心電図
・身長体重、視力、聴力(オージオメーター機械使用)などの計測
・血圧測定
・法定必要項目に達した採血
・尿検査
・ドクターの内科検診
となります。
夜勤者の年に2回目の場合は、省略できる項目が有り、企業側が設定した項目という場合が今は多いケースです。
2018年に入り、厚生労働省の規定が変わり、年に2回目の健康診断に関しても、省略できるケースはあくまでドクターが省略を許可した場合にのみ省略ができると、現実は省略できるケースは少なくなり、フル項目を実施することがほとんどになると考えられます。
労働者からすれば安心材料が増える認識で良いと思います。
逆に企業側は負担金額部分に関しては、今までより多くなるものかもしれません。
もう少し踏み込んだ話をしますと、企業が加入をしている健康保険組合により健保の負担が有り、更には健康診断の項目内要も異なります。
わが国に於いて、1番一般的な健康保険組合は“協会けんぽ”(旧社会保険)が主流であり、胃部レントゲン(バリウムを使用する)や、検便2回法での便潜血(大腸がん)検査等が含まれる内容で補助金額を受けれるものも有ります。
ほかにも健康保険は多数存在し、各健康保険により項目や負担金も様々であります。
それと別に、市区町村で負担をし国民のために実施する健康診断なども有ります。
市区町村の健康診断で検索頂ければ詳しい内容がご案内されていますし、節目の年齢に応じての特殊検査も有りますのでぜひ利用されることを強くオススメいたします。
特に女性の婦人科検診に関しては、市区町村よりはがき等のお知らせが届くケースも有りますので、利用をされたり関心を持って頂きたいと思います。
会社の実施の健康診断の種類に於いては、企業に勤める際に入社時検診(雇い入れ検診)というものが有り、雇用する側が新入社員の健康状態を把握し、会社に雇用する際に個人の健康状態を知る必要のもと実施する健康診断等も有ります。
いずれにしても健康診断の必要性や、自己の健康に関しての関心や把握などは日本人の特権と言っても過言ではないように思いますので、ぜひ皆様に広く伝えて往きたいと思っている次第でございます。
また、健康診断の意味や、健康診断の基準値、健康診断の結果の見方、医療現場での出来事、いろいろ発信していく予定です。